笑顔の森 〜ポジティブへの扉〜

みんなの笑顔、共感、学びを求めて。

目を疑った話。

 

お立ち寄りいただきありがとうございます。本日は初めて車でアメリカに入国した時の驚きのエピソードを綴っていきます。

 

主人と初めて車でアメリカへ旅行した、かなり昔のこと。

 

カナダとアメリカの国境には入国審査があるのだが、車から降りてオフィスで入国手続きをしなければならなかった。いつもは混んでいるだろうオフィスは、運よくその時はガラガラだった。

 

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私はこういった場所はいつも緊張するので結構苦手なのだが、迎えてくれた入国管理官はとてもフレンドリーな男性だった。カウンターがL字型になっており、その一部である受付で入国審査の用紙を受け取るのだが、

 

英語と日本語があるけど、どっちがいい?

 

と聞かれてちょっと考え、日本語の方が楽かなと思って、

 

日本語の方でお願いします。

 

と答えると、

 

いや、英語の方が君のためになるから、英語にしな。

 

と言われ、結局英語の用紙を渡された。じゃあなんで聞くねんとツッコミたくなるが、フレンドリーだからまぁいいか、と笑って受け取り、用紙に必要事項を記入していく。

 

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しばらくして書き終わると、その入国管理官が、L字型の反対側の方を指差して、

 

あっち側に持っていって。

 

というので言われたように持っていくと、その彼が受付から反対側まで移動し、

 

はい、なんの御用でしょうか。

 

と半分真顔で聞いてくる(笑)。その用紙を渡すと、彼が確認し始める。管理官が用紙をチェックしている時にふと彼の名札に目をやると、目を疑った。

 

BAKA

 

と綴られていたのだ。正直、2度見、いや3度見くらいした。こんなことってあるの?と信じられず、笑いを堪える。でもそれは、正真正銘、彼の苗字だったのだ。

 

いろいろツッコミどころが多かったが、このBAKAさんのおかげで普通なら緊張するしつまらないはずの審査過程がとても楽しいひと時に変わった。

 

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何だか全てがコントのような話で今でも時々思い出しては笑顔にしてくれる出来事だった。

 

今日もみんなが笑顔で過ごせますように💖

 

最後まで読んでくれてありがとう╰(*´︶`*)╯♡